ヴェルベットスキンは、ダーマペンとマッサージピールを組み合わせた施術のことで、ダーマペン単体の施術よりも高い効果が期待できます。
ダーマペンは極細の針を使って肌の表面に小さな穴を開け、人間が本来持つ自然治癒力を高めて、お肌の生まれ変わりを促すものです。傷を修復しようと放出される成長因子の働きを利用して、シワやシミ、ニキビなどさまざまな肌トラブルに対して効果が期待できます。
マッサージピールとは、高濃度トリクロロ酢酸と低濃度過酸化水素、コウジ酸をメインとした薬剤を塗布し、線維芽細胞を活性化させる効果が期待できるものです。加齢とともに減っていくコラーゲンの生成を促し、肌の内側からハリや弾力を補います。
その他にも、美白効果や肌質改善効果が期待できる施術です。どちらとも単体でも高い効果が期待できますが、組み合わせることでより効率よく美肌を目指せます。
ダーマペンで開けた小さな穴からマッサージピールを塗布することで、有効成分がより浸透しやすくなり、なめらかな肌質に整える効果が期待できるのです。
ヴェルベットスキンは、今まで改善が難しいとされていたクレーターにも効果が期待できます。クレーターになるまで症状が悪化すると、肌表面に凹凸ができるので、なめらかな肌とは言えない状態になります。
ひどいクレーターに悩んでいる方も多いです。ヴェルベットスキンでは、有効成分が効率よく浸透するので、コラーゲンの生成が促され、肌のターンオーバーが促されます。
肌が生まれ変わる過程で、凹凸の跡が押し上げられるため、ニキビ跡やクレーターが目立ちにくくなるのです。
ヴェルベットスキンは、毛穴の開きにも効果が期待できます。特に、加齢により皮膚が下がることで起こる「たるみ毛穴」に効果的です。
肌を持ち上げたときに毛穴が目立ちにくくなる場合は、「たるみ毛穴」である可能性が高いです。
施術を受けることでコラーゲンの生成が促され、肌のハリや弾力が内側から高まります。ふっくらとした肌になるため、たるみが改善され、毛穴が目立ちにくくなるのです。
ヴェルベットスキンは美白効果も期待できるため、肌のくすみに対しても効果的です。マッサージピールにはメラニンの生成を抑制する「コウジ酸」という成分が配合されています。
メラニンの働きを抑えるため、色素沈着の予防にもつながります。また、ダーマペンによって薬剤の浸透率が上がっているため、より効率よく美肌効果を得やすいのも特徴です。
ヴェルベットスキンにはたくさんのメリットがあるのですが、ダウンタイムのリスクがあります。3日程度で症状が落ち着く場合がほとんどですが、人によっては1週間ほどダウンタイムが続くケースがあります。
そのため、ダウンタイムのない施術を求めている方はおすすめできません。
ダウンタイムの主な症状としては、赤みや腫れ、内出血、乾燥、皮むけ、かゆみなどが挙げられます。まれに色素沈着を起こす可能性もあるので、ダウンタイムのリスクがあることを理解した上で施術を受けることが大切です。
ダウンタイムの症状で何か不安なことや疑問に思うことがあれば、気軽にご相談ください。
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